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期間限定のコンセプトルーム「詩のホテル。」をオープン

期間限定のコンセプトルーム「詩のホテル。」をオープン

普段、身の回りにあるにもかかわらず、意識を向けることの少ない「言葉」という存在。「詩に泊まる」というアイデアが具現化された、世界ではじめての「言葉の宿泊体験」をご提案します。デザインを手掛けるのは、これまで最果さんの書籍デザインを手掛けてきたデザイナーの佐々木俊さん。

最果タヒさんの「詩のレコード」を楽しめます

また、このコラボレーション企画に合わせて、最果タヒさんの詩のレコード『こちら99等星』(朗読・青柳いづみさん)が発売されます。HOTEL SHE, KYOTOでは数量限定でサイン入りレコードを用意。レコード付きの宿泊プランもございます。各コンセプトルームにはレコードプレーヤーが設置されており、言葉の味わい方が拡がる特別な宿泊体験になります。

オリジナルコラボアイテムも販売

そのほか、期間中は客室のために特別制作するいくつかのオリジナルコラボアイテムの販売や、「HOTEL SHE, KYOTO」の1階にあるカフェ「PARLOR SHE, SIDE」でのスペシャルメニューもご用意する予定です。


今年3月に「最果てにある旅のオアシス」をテーマにリニューアルオープンしたばかりの「HOTEL SHE, KYOTO」が、“最果”つながりということで最果さんにお声かけをして、「詩のホテル」をテーマにした期間限定の客室をデザインすることになりました。どのようなお部屋になるのかは、宿泊してのお楽しみ。今回、ホテルのためだけに制作していただいた詩も多数ございます。



イベント日程

2019年12月9日(月)~2020年3月8日(日)

※ご予約はこちら



▼最果タヒ(さいはて・たひ)(http://tahi.jp/

1986年生まれ。2004年よりインターネット上で詩作をはじめ、翌年より「現代詩手帖」の新人作品欄に投稿をはじめる。2006年、現代詩手帖賞を受賞。2007年、詩集『グッドモーニング』を刊行、中原中也賞受賞、2012年に詩集『空が分裂する』。

2014年、詩集『死んでしまう系のぼくらに』刊行以降、詩の新しいムーブメントを席巻、同作で現代詩花椿賞受賞。2016年の詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』は2017年に映画化され(『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』石井裕也監督)、話題を呼んだ。2017年『愛の縫い目はここ』、2018年『天国と、とてつもない暇』。 小説家としても活躍し、『星か獣になる季節』『少女ABCDEFGHIJKLMN』『十代に共感する奴はみんな嘘つき』など。対談集に『ことばの恐竜』、エッセイ集に『きみの言い訳は最高の芸術』『もぐ∞』。2017年に清川あさみとの共著『千年後の百人一首』で100首の現代語訳をし、2018年案内エッセイ『百人一首という感情』刊行。

2017年にルミネのクリスマスキャンペーンに詩を寄稿、2018年に企画展〈本と美術の展覧会vol.2「ことばをながめる、ことばとあるく ―― 詩と歌のある風景」〉(太田市美術館・図書館/グラフィックデザイナー・佐々木俊、祖父江慎、服部一成との共作)に参加、2019年に個展〈最果タヒ 詩の展示「氷になる直前の、氷点下の水は、 蝶になる直前の、さなぎの中は、詩になる直前の、横浜美術館は。」〉(横浜美術館)を開催するなど、幅広い活動が続いている。

2019年8月発売の最新詩集『恋人たちはせーので光る』は発売後ひと月足らずで重版されるなど、より広い読者を獲得している。

▼佐々木俊https://sasakishun.tumblr.com/

グラフィックデザイナー/アートディレクター

1985年仙台生まれ、東京在住。2010年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。アドブレーン、グリッツデザインを経て、2016年デザイン事務所AYOND(アヨンド)を設立。最果タヒの複数の著書のデザインの他に、NIKE吉祥寺店の店舗グラフィックデザイン、東京国立近代美術館「デザインの(居)場所」などがある。

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