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自宅にいることが安全ではない方に向けて、ホテルを低価格で提供 ホテルをシェルターにする「ホテルシェルター」プロジェクトを始動

自宅にいることが安全ではない方に向けて、ホテルを低価格で提供 ホテルをシェルターにする「ホテルシェルター」プロジェクトを始動

「HOTEL SHE, KYOTO」などを運営する株式会社L&G GLOBAL BUSINESS関連会社の株式会社CHILLNN(龍崎翔子・代表取締役)は15日、稼働が低くなっているホテルと、自宅以外に安全な仮住まいが必要な方をマッチングさせる「ホテルシェルター(HOTEL SHE/LTER)」プロジェクトを始動いたします。

(公式サイト)https://www.hotel-shelter.net/

新型コロナウイルスの影響を受け、弊社はもちろんのこと、国内の多くのホテル様が甚大な影響を受けています。弊社では4月25日まで全ホテルを休業しておりますが、その後の運営再開についても現時点では、未定となっております。

一方で、「STAY HOME」が叫ばれる時代に、必ずしも自宅にいることが安心できるとは限りません。現在も電車通勤を余儀なくされているサラリーマンや高齢者と同居しており買い物に行くことすら不安な家族、家庭内環境に問題があり、自宅にいること自体が精神的苦痛となる方々など、自宅にはあらゆる不安や問題が隠れているのです。

「ホテルシェルター」は、ホテルを文字通り“SHELTER”として活用していただくというプロジェクトになります。現在活用されていないホテル空間を1泊3,000円〜(1週間単位での宿泊を想定)などの低価格で貸し出し、安心できる個室としてさまざまなお客様に活用していただこうという計画です。まずは、「HOTEL SHE, KYOTO」「HOTEL SHE, OSAKA」での実験的運用を経て、全国のホテル様と利用希望者をつなぐプラットフォームへと事業を拡大する予定で、協力いただけるホテル様を絶賛募集します。

まずは15日に「ホテルシェルター」の公式サイト(https://www.hotel-shelter.net/)をオープンし、利用を希望する一般のお客様と、「ホテルシェルター」プロジェクトにご興味をお持ちいただけるホテル様の仮登録をスタートいたします。あわせて、非対面チェックインや事前決済、防護服等を着用しての清掃など、安心かつ安全にホテルをご利用いただけるための運営ガイドラインの策定を進めてまいります。今後は、このガイドラインをオープンソース化し、ホテル運営のノウハウをかけあわせながら「ホテルシェルター」化を希望する全国のホテル様へと開放していく計画です。なお、具体的な利用料金や利用ガイド、オープン時期などは公式サイトにて随時お知らせをさせていただく予定です。

「ホテルシェルター」概要

「ホテルシェルター」は家が安全ではない人のために、ホテルをシェルターとして貸し出すプロジェクト。具体的な事業展開は下記を想定しています。

①自社ホテルを活用した実験的プロジェクトの始動(4月末以降)

②公衆衛生の専門家の視点を取り入れたシェルターとしてのホテル運営ガイドラインの策定(4月末以降以降)

③「ホテルシェルター」に共感していただける全国のホテル様を紹介する予約プラットフォームの構築(自社開発したCHILLNNという予約システムを活用する予定)

※プロジェクトにかける思いを龍崎がnoteにまとめていますので、合わせてお読みください。

−−−「家が安全ではない人のために#stayHOTELstaysafe と伝えたい」(https://note.com/lng/n/n24d7cf71f1c9

想定顧客様

「ホテルシェルター」は軽症者の受け入れを行うわけではありません。自宅にいることにリスクのある一般のお客様を受け入れるためのサービスです。具体的な想定顧客様は下記のようなイメージです。

①電車通勤を余儀なくされ、できれば会社付近のホテルを借り上げたいサラリーマン

②高齢者と同居しており、一時的にでも別居をしたいが、地元へ帰るのも憚られるという方

③家庭内環境に問題があり、自宅にいること自体が精神的苦痛となる方

④医療従事者など感染リスクのある医療機関、企業などの法人利用者

⑤オフィス利用や動画配信などのための作業場として昼間個室を利用したい方    など

※今後は、企業による虐待被害者の宿泊支援(寄付)や提携できるNPO、室内でのコンテンツをご提供くださるメーカー様などを募集しながら、幅広いお客様ニーズに応えていける心地のいいシェルター作りに取り組み予定でございます。


お問い合わせ

CHILLNN広報部(pr@chilnn.com

※取材や掲載に関してのご相談はお気軽にお申し付けください。

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