SOCO HAUS

    空間・ブランドプロデュース
東京都文京区春日2-26-9

Q.新しい東京のひとり暮らしの形とは?

SOCO HAUS

私たちは一体いつまで、窮屈なワンルームで暮らすのか?

狭いシンクに、一口コンロ、3点ユニットのバスルーム。引越しのたびに冷蔵庫とを洗濯機をえっちらおっちらと運び、ペットボトルとビニール袋の散らかった日当たりの悪い部屋で息を潜めて暮らす。思えば、東京のひとり暮らしとはそういうものだった気がする。そんな当たり前を覆す、豊かでミニマムなひとり暮らし向けの集合住宅を開発できないか?という依頼からこのプロジェクトが始まった。

A.豊かな共用部とミニマムな専有部を兼ね備えた賃貸マンション

豊かな共用部とミニマムな専有部を兼ね備えた賃貸マンション

長期にわたる新規事業開発プロジェクト

水星に一通の連絡が来たのは、三井不動産の事業提案制度「MAG!C」から始まったこのプロジェクトの初期段階の頃だった。普通の賃貸マンションでなければ、シェアハウスでもない、そんな「新しい集合住宅を共に開発したい」という依頼に、「空間はシェアするが、時間はシェアしない」という、新しい住まいの形を模索し始めた。

実証実験を通じて、滞在価値を尖らせる

老若男女に向けて普遍的な住まい体験を提供するのではなく、入居者のペルソナを絞ることで、共用部や各種サービスをよりシャープに尖らせ、D2Cでの販促活動を実現するだけでなく、企業提携などを通じて住宅に新たな価値や可能性を生み出していく。そんな不動産業界の常識を覆すような、まだ世の中にない新しい価値を実現させるにあたって、実際の建物を借り上げた1ヶ月に及ぶ実証実験を行い、顧客への丁寧なヒアリングを通じてサービスを磨き上げた。

かつては三井不動産の社員寮だった空間をコンバージョン。
かつては三井不動産の社員寮だった空間をコンバージョン。
意匠監修を担ったひとともり一級建築士事務所によって、既存を活かしながらも空間内を風が吹き抜けていくような心地いい空間を設計。
意匠監修を担ったひとともり一級建築士事務所によって、既存を活かしながらも空間内を風が吹き抜けていくような心地いい空間を設計。
キービジュアルはイラストレーター・西山寛樹氏によるもの。
キービジュアルはイラストレーター・西山寛樹氏によるもの。

水星チームはクリエイティブディレクションとして参画

このプロジェクトにおいて、水星は事業全体のクリエイティブディレクションを担当。コンセプト開発からターゲット調査、サービス企画、フロアディレクション、マーケティング、Webサイト制作、クリエイティブ制作、SNSの設計・運用、ショップ開発・運営、各種運用設計まで、プロジェクトチームの一員として幅広くご一緒した。

モデルルームのスタイリングも担当。
モデルルームのスタイリングも担当。
入居者向けのグローサリーショップの開発・運営を行う。
入居者向けのグローサリーショップの開発・運営を行う。
精選された家具に囲まれたラウンジ。
精選された家具に囲まれたラウンジ。

不動産業界の常識に一石を投じる、ささやかで豊かな住まいの形

SOCO HAUSは不動産業界の常識を覆し、新たな可能性を提示する住まいとなっています。キッチンやランドリー、作業デスクやプロジェクターなど、自室になくてもいい設備を共有部に配置していること。ひとり暮らし用に購入するより、上質で高機能な家具家電や設備を利用することができること。入居者の属性を絞ることで、空間やモノのシェアをより豊かにできること。ターゲットが尖っているからこそ、D2Cマーケティングが可能となっていること。企業提携を通じた体験を生み出していること。ホテルの枠組みを超えて、そんな、新しい住まいの形をこれからも提案し続けていきます。

INTERVIEW関係者インタビュー

三井不動産レジデンシャル株式会社  事業創造部 事業グループ藤原圭佑

住まう人の感性に響く世界観の探求

都会における「身軽でゆたかな暮らし」という新しい選択肢を、水星の皆様と一緒に定義し、形にできたことを心から嬉しく思っています。 水星が掲げる「ホテルの発想を住宅に転用する」という考え方を起点に、構想段階から開業までフラットな対話を重ねてきました。生活者の細かな機微を捉え、それを空間設計やサービス体験へと丁寧に落とし込んでいく編集力には、共にプロジェクトを推進する中で非常に刺激を受けました。 単なる「住む場所」の提供に留まらず、住まう人の感性に響く世界観を共に創り上げられたことは、この事業にとって大きな価値となりました。これまでの真摯な共創に感謝するとともに、また新たなライフスタイルの提案をご一緒できることを楽しみにしています。

COLUMN担当者コラム

ホテルプロデューサー龍崎 翔子

「メディアとしてのホテル」の先に、メディアとしての家を想う

「ホテルとはメディアである」と語る中で、ある時、住まいもまた人の生活をコーディネートするメディアとしての役割があるのではないかと考えるようになった。日頃、私たちが暮らす家は、私たち自身によってマネジメントをしないといけない、ある意味予定調和的な空間にすぎない。でも、もしそれを、自分の生活の境界線を拡張するような空間にすることができるとしたら?壁にアートを飾る、粉からパスタを作る、友達をたくさん招いて食事会をする、毎朝ワークアウトする...。窮屈なワンルームに閉じ込められる中で、無意識にこぼれ落ちていたさまざまな可能性が広がっていくのではないだろうか。そんな、住まいの姿を、ホテルのその先に見た。

INFO

所在地

東京都文京区春日2-26-9

時期

2024年3月入居開始

用途

賃貸マンション

客室数

76戸

SOCO HAUS 公式サイト

https://www.soco-haus.com/

SOCO HAUS 公式Instagram

https://www.instagram.com/soco_haus/

SCOPE

  • WEB制作
  • 空間デザイン
  • コンセプト策定
  • 体験コンテンツ設計
  • ロゴ・ネーミング制作
  • オペレーション設計
  • 事業・商品開発
  • SNS運用
  • 撮影・動画制作

CREDIT

  • クリエイティブディレクター龍崎 翔子
  • プロデューサー・ディレクター角田 貴広
  • スタイリスト谷本 好
  • マーケティングディレクター岡田 共平
  • オペレーション設計中村 健太
  • フォトグラファー延原 優樹
  • 動画制作兵藤 友哉

PARTNER

意匠監修:ひとともり一級建築事務所 長坂純明 アートディレクター:脇田あすか+山口日和 イラスト:西山寛樹 設計・施工:GOOD PLACE 竣工写真:河田弘樹 サービス写真:田野英知 楽曲制作:MICO
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